くらし・健康詳細

News Navi
loading...

「水と乾パン」的イメージを払拭 味重視でメニュー豊富な非常食

2017年1月22日号

 昔ほどではないにしても、正月は食料品の買い置きが増えたのではないだろうか。「おせちに飽きたらカレーもね」というCMを思い出す。
 買い置きといえばカレーやラーメンなどの日常食のほか、災害時用の非常食が思い浮かぶ。2012年以降、年が明けると、折に触れて"3月11日"までの日数がカウントダウンされる。以前なら防災意識が喚起されるのは9月1日、関東大震災にちなんだ「防災の日」だった。しかし、あの日以降、さらに生々しく、この季節にも意識を新たにするよう迫られる。
 そんな流れに沿って、非常食の在り方も変わってきているようだ。従来は保存性第一で味は二の次、あくまでも非常時の備え......といった捉え方が一般的だった。その買い替え時期を防災の日に合わせて、災害時を思いながら、味気のない食料を整理する、という家族を知っている。
 だが、「イザメシ」は、そんな常識を覆し、日常と非常時の境目を取り払う。「食べない備蓄食から、おいしく食べる長期保存食へ」をめざしているのだ。
 まず新鮮なのは、メニューの豊富さ。白米から炊き込み、お粥(かゆ)までのご飯ものにはじまり、牛丼ほか丼もの3種類、煮込みハンバーグ・ぶり大根・肉じゃが等のおかず類も多彩だ。豚汁・けんちん汁と汁物は2種類、デニッシュ系のパンが3種類、スイーツとしてお餅も2種類をラインアップしている。
 おかず類はレトルトパックで、ご飯ものは水かお湯で戻すアルファ米、丼はアルファ米にレトルトの具材を混ぜて戻す。パンは缶詰、お餅はフリーズドライ+蜜&あんこという調理法だ。賞味期限はいずれも3年間。
 これだけあれば、多忙時や病気の時、アウトドアなどでも、遊び心込みで利用できそうだ。そして"イザ"という時のメシとしても、"味気なさの無い"食卓を演出してくれるだろう。
(小出和明)

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    田中麗奈 女優

    2018年5月20日号

    阿木燿子の艶もたけなわ/202   清涼飲料水のCMで初代イメージキャラクターを務め...

コラム