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健康長生きの秘訣 歯の寿命こうして延ばす

2016年11月20日号

 11月8日は日本歯科医師会が定めた"いい歯の日"。いつまでも自分の歯でおいしく食べるには、自分にベストな治療の選択と、歯の健康を守る予防が欠かせない。生活習慣を少し変えるだけで驚くほど歯の状態が改善するという。良い歯科医の見極め方も探った。

「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」と、厚生労働省や日本歯科医師会は"8020(はちまるにいまる)運動"を推進する。
 大人の歯の数は、親知らずを含めて上下16本ずつで合計32本。80歳時点で歯の残存本数は平均して14本、半数の人が20本には届いていないというデータがある。
 そもそも、なぜ20本以上の歯を残すことが大切なのだろうか。『健康管理する人が必ず知っておきたい 栄養学の◯と×』(誠文堂新光社)などの著書がある管理栄養士の望月理恵子さんは、こう話す。
「自分の歯が20本より少なくなると、噛(か)む力が低下します。軟らかい食事というと、パンやおかゆのように炭水化物に偏りがちなため、血糖値が上昇しやすく、糖尿病につながる可能性があるのです。歯が抜けた本数が多いほど、肥満や生活習慣病になりやすかったり、善玉コレステロールが減るという報告もあります。硬いものが食べられなくなると、あごが使われず歯茎が弱くなる→歯がもろくなる→さらに歯が抜けやすくなる、という悪循環に陥ってしまいます」
 歯は、主にカルシウムとたんぱく質から作られる。噛めないことで、それらの栄養素が不足しがちになると丈夫な歯が作られない。自分の歯が11本以下になると、「おいしい」と感じる味覚も衰えていくという。
「歯がなくなると、口のまわりに縦ジワができやすくなり、見た目も老いていきます。歯は美容面や食事の楽しさ、全身の健康のためにも、大切にしなければならないのです」(望月さん)


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