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用途いろいろ京都発和風雑貨 大人の男も欲しくなる「和片」

2016年5月22日号

東京・銀座の数寄屋橋交差点にこの春、商業ビル「東急プラザ銀座」がオープンした。正面にソニービル、はす向かいのビルには不二家レストランが入り、もう一つの角には数寄屋橋交番と、銀座の新たなランドマークだ。
 ガラス張りのおしゃれなビルは、オジサンは敬遠したくなるようなおしゃれさ。1階には海外高級ブランドのショップが並び、ますますハードルを上げている。一般的にこうした施設のメインターゲットは女性なので、仕方ないことなのだろうが。
 ところが、勇気を出して入ってみると意外にも楽しめてしまった。女性向けファッションの店もさることながら、雑貨系の店がかなりの比率を占めているのだ。それも"可愛い系"だけでなく、男性向けの硬派な品物を扱っている店が少なくない。革製品やバッグ、ウイットの利いたデザインのネクタイ専門店などがキッチン用品やアクセサリーの店とバランスよく配置され、そちらを覗(のぞ)くのも面白くなってくる。
 そうして迷い込んだ店の一つ「京東都(きようとうと)」は、ひと際ハマリ度が高い。京都の刺繍(ししゆう)工房が、刺繍の可能性を広げるために立ち上げた自社ブランドショップで、初の東京出店となる。手ぬぐい、トートバッグやウエアに和の意匠を施した商品が並ぶ。足袋ソックスなどは、いかにも穿(は)き心地がよさそうだ。
 中でも、壁一面にディスプレーされた「和片(ワッペン)」=写真=が楽しい。得意の刺繍技術を駆使して金魚や浮世絵、動物、京野菜などを親指ほどの大きさに凝縮している。特に男の遊び心をくすぐるのが妖怪シリーズだ。お馴染(なじ)みの河童(かつぱ)から聞いたこともないようなマニアックな化け物まで、100種類が揃(そろ)う。
 アイロンで簡単に付けられるので、これからの季節はTシャツ、ポロシャツのワンポイントにしてもウケそう。新たな「クールジャパン」になるかも。
(小出和明)

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