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誰もが味わえる刺激と爽快感 「スノードライブ」

2016年3月 5日号
 長野県の白樺高原で誕生した新しい冬のスポーツが注目を集めている。
 スキーで味わえるスピード感、スノーボードのかっこよさ、操作の簡単さを備えた新しい滑走具・スノードライブ(SNOW DRIVE)。短時間の講習で初心者も簡単に乗りこなせるため、各地で試験導入が始まっている。
 スノードライブは長さ約80センチのスキー板に座席が付いており、カブトムシの角のような棒状のレバーを握って滑る。樹脂製で重さ約3キロと軽く、かさばらない。靴は長靴やスノーブーツで十分だ。
 開発者は、白樺湖で旅館を営むプロスキーヤーの北澤澤登さん。日本スキー界の草分け的存在だった故三浦敬三さんに師事した。スキー指導の傍ら、10年前から「老若男女が楽しめる安全な冬のスポーツを」と世界中の雪上滑走道具を収集。障害者スキーをヒントにひらめいた。試作品に改良を重ねて一昨年末に完成、この冬に本格デビューした。
 白樺湖ロイヤルヒルスキー場のほか、志賀高原、菅平や島根県、兵庫県内のスキー場などでレンタルされ、若い世代や外国人観光客に人気だ。
「刺激的、と若者が楽しんでいる。特に外国人が喜ぶ」(長野・志賀高原一の瀬ダイヤモンドスキー場)、「スキー経験が少ない中国人観光客も楽しめ、インバウンドの切り札になりそう」(同・菅平スキーハウス)、「ソリのように見えて、スノボ並みのスピードが出て爽快感がある」(島根・琴引(ことびき)フォレストパーク)
 ケガの不安から冬のスポーツを控えていた芸能人も「スノードライブは安全」と、お忍びで遊びに来るほど。北澤さんは「気軽に安全に楽しめ、刺激体験ができます。観光客が増え、地域の産業の活性化につながれば」と意気込む。
 記者は10分ほどの練習でゲレンデにシュプールを描けた。なるほど、楽しい、面白い、爽快。「スキー、スノボはちょっと無理」というあらゆる世代にこそ、冬スポーツの醍醐味(だいごみ)を味わってほしい。

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