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暮らしに必ず役立つ今年の8大予測

2016年1月24日号
 2016年、各業界の動きで私たちの日常はどう変わっていくだろう。今号では暮らしに関わりが深い8業界の専門媒体に、今年を含めた未来予測を聞いた。15年度に事件や問題が発生して逆境にある業界の今後、または新しく始まる、注目される動きをお伝えする。

 ◆『食品産業新聞』菊池美智世編集部長
 ◇食品 死亡リスク↓のコーヒー、高額菓子ブーム


「"実は健康にこんないい効果があった"という商品が顕著に伸びています」
『食品産業新聞』の菊池美智世編集部長はそう話す。
 腸内環境などが改善するとされる「機能性ヨーグルト」、脳活性化の効果があるカカオポリフェノールを含む「チョコ」、適度な摂取が死亡リスクを下げると国立がんセンターが発表した「コーヒー」と「緑茶」、食物繊維やビタミンなどの栄養面と噛(か)む効果をうたう「シリアル」など、かつては「品質」重視だった消費者が、プラス「体にいいもの」を求める傾向があるという。
「今後も"健康"はどの商品においても柱になってくるのは間違いない。今年から来年にかけては、さらに"気分"に訴える商品の開発が進んでくるのではないかと予測します」
 これまでは主に「スカッと爽やか」という単純な心地よさが求められていたが、近年は脳神経科学の研究も進み、「この香りを嗅ぐと、こんな気分になる」ものが明らかになりつつある。
 また、「全般的には節約志向であるものの、必要なものにはお金をかける」と菊池編集部長の分析。
「食品業界は製造業からサービス産業にならなければいけません。オフィス需要の取り込みに成功した『ネスカフェ アンバサダー』、配達の際に御用聞きを行うコンビニなど、消費者の生活に飛び込む姿勢が必要。1人前タイプの『鍋キューブ』がヒットしましたが、消費者が求めるものを消費者が"欲しい"と思う前に気づく。ニーズを先取りすることが非常に大事になっています」

 ◇「簡単便利」と「こだわり」が人気

 これまでは多くの人に受け入れられることを前提に大量生産し、購入されやすい価格での大量消費が大半であったが、今後は「限られた需要に対応する」ことが鍵となるという。
「簡単で便利なものとこだわり商品の二極化が進んでいます。コーヒーを例にすると、スティックタイプの簡易なもの、豆や淹(い)れ方にもこだわるもの、お肌の調子を考えた健康志向の低カフェインなど、価格だけでなく個々のこだわりを満たす。北海道産のじゃがいもを使い、製造から6日以内に届けるポテトチップスを2000個限定で販売したメーカーは、高くても即完売。少人数であっても、これなら高くても買う!という人たちに向けて商品を提供する時代です」

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