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ペット飼育数猫が犬を逆転へ

2015年11月15日号
 世は空前のペットブーム。ペットの二大巨頭といえば、犬と猫だが、ついに猫の飼育数が犬を上回りそうだという。
 1994年から全国の飼育数を調べているペットフード会社の業界団体「一般社団法人ペットフード協会」(東京都)によれば、昨年の推計飼育数は犬のおよそ1035万匹に対し、猫は996万匹。4年前は犬1194万匹、猫961万匹だったが徐々にその差が詰まりつつある。飼育世帯数は犬が上回るが、飼育数は過去5年で犬は10%以上減少、猫は3%強の増加だ。
 同協会は「近年、犬の飼育数はかなり落ち続け、猫は微増が続いています。12月に発表予定の最新調査では、猫が逆転するのではないでしょうか」(事務局)という。
 かつて犬は番犬として屋外で飼われるケースが多かったが、都会では鳴き声などに苦情が増え、同協会の調査では犬猫ともにマンションなど集合住宅での室内飼いが増えている。犬は毎日の散歩も必要で、一人暮らしで働く女性などは飼いにくく、敬遠されているようだ。
 高齢社会の影響も大きい。
 中・大型犬は散歩の際に体力が必要で、高齢者には負担が大きい。一方の猫は散歩の必要がなく、飼い主が施設などに入所する時も譲渡しやすい傾向があるようだ。
 神戸市の「アルファ獣医科病院」によると、従来「6:4」程度だった犬と猫の診療数は、今やほぼ同数。同院の森内利郎獣医師によると、予防注射で登録する犬と違って猫は実数がつかみにくいが、ペット禁止のマンションなどでも猫を密(ひそ)かに飼っている人は多いという。
「犬は種類で容姿や性格がほぼ決まるが、猫は種類に関係なく仕草や表情が可愛らしいのでしょう。ネットで写真や映像を見て、飼いたがる人も多いようです」(森内獣医師)
 飼い主の責任も忘れないで。
(粟野仁雄)

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