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今年、なる人最多予測 「大腸がん」痛くない、簡単、早いのCT検査

2015年6月21日号
 今年のがんは「大腸がん」が最多―。国立がん研究センターが推計値を発表した。2015年に新たにがんと診断される人を昨年より10万人多い、98万2100人と予測。そのうち最多は大腸がんの13万5800人で、がんの中で1位となった。
 俳優の今井雅之さんは、末期の大腸がんであることを公表してから1カ月後、5月28日に54歳の若さで亡くなった。がんの前に大病を患ったことはなく、「病気なんて疑いもしなかった」という。働き盛りの世代では、忙しさにかまけて何年も検診を受けていない人が多いのではないだろうか。
 早期発見すればほとんど完治する大腸がんだが、そのためには検診が欠かせない。しかし、便潜血反応による大腸がん検診受診率は20%程度と低い。
「毎年、乳がんで亡くなる2倍の女性が、大腸がんで命を落としています」と、国立がん研究センター(東京都中央区)放射線診断科の飯沼元医長。
「血便や腹痛などの症状が出てからでは進行している場合が多いです。また大腸がんと診断された場合、60%が死亡するというデータもあります」
 07年に実施された「がん対策推進基本計画」では、大腸がん死亡率を下げるため、検診受診率を50%以上にすることが目標に掲げられた。クーポン券を郵送し、40歳以上の働く世代の検診を無料化する方法もとられたが、検診受診率は目標の50%にはほど遠かった。
 無症状な場合、大腸がんは自分に無縁なものと思いがちだ。特に精密検査となる大腸内視鏡に関しては「恥ずかしい」「つらそう」「時間がない」などの理由で敬遠してしまう。
 また、ほとんどの医療施設で内視鏡医不足が問題となっている。仮に大腸がん検診受診率を向上させても、十分に対応できない可能性も指摘されている。

 ◇無症状な時こそ定期検診を

 こうした検診における問題点を解決する方法として大腸CT検査(CTコロノグラフィー)が、「これまでの検査よりはるかに受けやすい」と注目を集めている。

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