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人生100年時代 年金「大減額」を乗り切る

2015年5月24日号
  • 初のマクロ経済スライド発動 あなたの年金ここまで減る
  • 大改正「確定拠出年金」で作る自分年金
  • 後納、国民年金基金、付加年金...50代からの積み増し術

 すべての人の年金を目減りさせる「マクロ経済スライド」が4月から始まり、いよいよ「大減額」時代が到来した。自己責任で運用し公的年金に上乗せする確定拠出年金制度の改正も行われようとしている。折しも、約50年前に死亡した両親の年金を不正受給したとして86歳が逮捕され年金の信頼は揺らぐ。人生100年時代を生きる私たちは「長生きリスク」にどう備えればいいのか。

 ◇額面増えても喜ぶな! 初めて実施のマクロ経済スライド発動 ここまで減る

 6月15日に振り込まれる年金額に注目しよう。
 厚生年金を受給する夫婦2人のモデル世帯(平均的な給料で40年間働いた会社員と専業主婦)は月額22万1507円、国民年金(基礎年金=満額、1人分)は同6万5008円となる。
 14年度と比べると厚生年金は2441円、国民年金は608円アップ。率にすると0・9%増だ。だが、額面だけを見て喜んではいられない。
 みずほ総研の堀江奈保子上席主任研究員が説明する。
「本来であれば、直近の賃金上昇分を反映して2・3%増え、厚生年金夫婦モデルの場合は月額22万3415円、国民年金(基礎年金)の場合は同6万5541円受け取れるはずだったのです。ところがマクロ経済スライドや、過去の物価下落時に減額を見送ったことを解消する措置があるため0・9%しか伸びなかった。額面は増えても物価上昇に追いついてない。つまり実質"目減り"なのです」
 これまでは、物価や賃金が上昇すると、その分だけ年金は増額されるルールになっていた。しかしマクロ経済スライドは、この増額を小幅にとどめる。
 今回のスライド抑制幅は0・9%だが、今後も調整率は約1%前後で推移するとみられている。

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