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"セックス禁止条項"まで登場...豪副首相の「不倫辞任」で波紋も

2018年3月18日号

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 オーストラリアでも政治家の不倫スキャンダル――。
 バーナビー・ジョイス副首相(50)が辞意表明したのは、2月23日のことだった。理由は、元事務所スタッフの30代の女性との不倫問題。女性が妊娠していることも判明した。
 不倫問題は地元大衆紙が2月7日、ジョイス氏と交際している妊娠中の女性の写真を1面に掲載して発覚。女性は4月に出産する予定だという。
 ジョイス氏は「個人的な問題」などと主張し、辞任要求をかわしていた。だが、上院で辞任を求める動議が可決されるなど批判が強まり、辞任に追い込まれた。スキャンダル報道を受け、ジョイス氏は24年間連れ添った妻と別居中であることを明かしたうえで、「結婚の破綻は人生で最大の失敗」と述べていた。
 ジョイス氏の妻は、女性が事務所スタッフとして働いていた頃に不倫関係が始まったと主張するが、ジョイス氏はこれを否定。とはいえ、首都キャンベラの政界関係者の間では、2人の交際は公然の秘密だったようだ。
 だが、政権中枢で勃発した不倫問題は、辞任劇では終わらなかった。不祥事に激高したマルコム・ターンブル首相は閣僚の行動規範を見直し、閣僚とスタッフ間の性行為を禁じる条項を盛り込んだのだ。既婚・未婚にかかわらず、「一律認めない」という異例のお達しだった。さらに首相は、閣僚による同様の不祥事が新たに発覚した場合は即座に解任する考えも示した。
 オーストラリア在住ジャーナリストの西原哲也氏はこう解説する。「ジョイス氏は公費の不正支出やセクハラ問題などもあって辞任を迫られたが、不倫問題で蜂の巣をつついたような大騒ぎになり、謝罪を迫られる日本とはやや趣が異なる。与党の保守連合は支持率が低迷しており、ターンブル首相は閣僚のスキャンダルに厳しい姿勢を見せたかったのでしょう」
"セックス禁止条項"が発動される日は来るのだろうか。
(志村宏忠)

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