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名優ダスティン・ホフマンも... 米で拡大「セクハラ告発」の行方

2017年12月24日号

 米の大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)が失脚した性的嫌がらせ問題。これが米国で「パンドラの箱」を開けたかのように、以降、さまざまな業界で被害が次々に告発され、政治家や企業家、俳優までが糾弾されている。
 政界では「パパブッシュ」ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(93)が、複数の女性からセクハラ被害を告発されている。もっとも、本人周辺は「彼は車椅子生活をしており、親しみを込めて女性に触れたら腰の辺りになってしまった」と弁明している。
 12月5日に辞意表明した米下院のジョン・コンヤーズ議員(88)もまた、セクハラ疑惑の渦中にいる人物。元スタッフらが、同氏から数十年にわたり口頭での性的嫌がらせ、体に触られるなどの被害を受けたと告発していた。
 経済界では同日、時速1000キロ以上で移動する未来の乗り物として注目される「ハイパーループ」を開発する企業の創設者の一人で投資家のシャービン・ピシュバー氏(43)がセクハラ問題を告発され、退任を発表した。ピシュバー氏は「一連のセクハラ告発ブームのターゲットにされた」としている。
 そして米社会を驚かせたのが、名優ダスティン・ホフマン(80)への疑惑だ。1985年に当時17歳だった制作担当女性から「映画『セールスマンの死』の撮影中にセクハラを受けた」と雑誌で告発された。ホフマンは「私は女性を尊重しており、自分の行為が女性に不愉快な思いをさせたとしたなら申し訳ない」と謝罪したが、「相手の女性についての記憶がない」などと発言、批判を浴びている。
 当然というべきか、トランプ大統領にも複数のセクハラ疑惑が持ち上がっている。80年代から現在まで、少なくとも15人が告発、訴訟に発展したケースも複数ある。一連の告発は、米国におけるセクハラ問題の根深さをあぶり出している。
(土方細秩子)

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