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米ハーバード大の次期学長候補 オバマ前大統領ら「大物」が浮上

2017年7月 9日号

 米名門のハーバード大の次期学長の有力候補に、バラク・オバマ前大統領の名前が挙がっている。
 というのも、2007年に第28代ハーバード大学長の座に着いたドリュー・ファウスト氏がこのほど、任期満了となる来年6月末での勇退を表明したからだ。ファウスト氏は同大初の女性学長として注目を浴び、大学改革で実績を上げた"傑物"だ。
 オバマ氏は1991年にハーバード大法科大学院を修了したOB。その後、シカゴ大法学部では10年以上も講師(のち上級講師)として憲法を講義した経験がある。
 地元紙『ボストン・グローブ』は〈自由世界のリーダーであった、というだけではなく、世界でも有数の大学の長となることは(オバマ氏にとって)魅力的な選択となる〉と、早くも最有力候補として伝えている。
 学長選の対抗馬として浮上しているのが、ジャネット・イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長だ。イエレン氏もFRB初の女性議長。経済学者としての手腕に定評がある。来年2月に任期切れを迎えるものの、トランプ政権との確執が囁(ささや)かれるだけに、FRB議長を辞職してハーバード大学長に転身するシナリオも考えられるという。
 一方で、これまでのハーバード大の伝統に従えば、内部昇格人事も十分にありうる。医学、ビジネス、科学などの分野で世界的に著名な教授も多く、学内からはこうした教授を推す声も大きい。
 世界で最も高名な大学の一つだけに、学長職はリスクもある。ファウスト氏の前任、ローレンス・サマーズ氏は失言問題で引責辞任した経緯がある。ただし報酬は年に100万ドル以上と十分に魅力的だ。
 ハーバード大は今年の新入生によるSNSでの人種差別発言が問題視され、合格が取り消される醜聞が表面化したばかり。ハーバード大も「チェンジ」が必要ということか。
(土方細秩子)

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