国際詳細

News Navi
loading...

ブルームバーグ氏「出馬を検討」

2016年2月14日号
 混迷の米大統領選に「待望のあの人が登場」との臆測が流れている。前ニューヨーク市長、マイケル・ブルームバーグ氏(73)だ。
 元々、共和党内にはブルームバーグ氏への出馬要請の声が強かったが、本人が固辞し続けていたという。ここに来て、突然出馬への意欲を見せ始めたのは、「民主党候補がバーニー・サンダース氏になる可能性が高まったため」と見られている。
 出馬の最終決定は、3月1日の「スーパーチューズデー」の結果を踏まえ、明らかにするという。多くの州で予備選挙が集中するスーパーチューズデーは、候補者をほぼ決定付けるビッグイベント。「民主党サンダース、共和党トランプ」に傾けば「第3の選択」としてブルームバーグ氏に"勝算"が出てくるといい、出馬の可能性が高まる。
 一方、民主党候補が下馬評通り、ヒラリー・クリントン氏に決まった場合、出馬の可能性はないという。
 2001年、民主党から共和党に鞍替(くらが)えしたブルームバーグ氏は、共和党ではなく独立候補として出馬に興味を抱いていた。だが、過去の記録を見ても独立候補にはほぼ勝算がない。しかし、本来独立候補であるべきサンダース氏が民主党から立候補し、クリントン氏の追い上げに成功している状況を見て「勝機を見いだした」(周辺関係者)。
 しかも共和党の支持トップを走るドナルド・トランプ氏は、ブルームバーグ氏にとって与(くみ)し易い相手だ。ブルームバーグ氏はトランプ氏以上の大富豪であり、市長の実績から国民の人気も高い。民主社会主義者を標榜(ひようぼう)し、格差是正を掲げるサンダース氏と、過激発言のトランプ氏が争う構図になれば、中道のブルームバーグ氏には有利な展開だ。
 問題は、スーパーチューズデー後も候補者のメドが立たない場合。タイミング的に立候補表明の最後の機会になる。73歳のブルームバーグ氏、ラストチャンスをモノにできるか。
(土方細秩子)

政治・社会

くらし・健康

国際

スポーツ・芸能

対談

  • 艶もたけなわ

    橋本マナミ 女優

    2017年6月18日号

    阿木燿子の艶もたけなわ 157   かつて、"愛人にしたい女性ナンバーワン"のキャッ...

コラム