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次期台湾総統選"女の戦い"へ 国民党候補に洪秀柱氏急浮上

2015年7月 5日号
 台湾で初の女性総統が誕生することになりそうだ。
 2016年1月に予定される総統選に向け、"政治の季節"に入った台湾。2期目で現職の馬英九総統(64)は3選禁止で立候補できず、与野党が総統のイスを争うことになる。
 早々と候補者を決めたのは最大野党の民主進歩党(民進党)。前回12年の総統選で敗北した蔡英文主席(58)が再挑戦する。昨年末の統一地方選で圧勝した勢いはまだ続いており、5月末から6月初旬にかけて訪米、次期総統への意欲を世界にもアピールした。
 沸き立つ民進党を前に、与党の中国国民党(国民党)は、現職の不人気もあり盛り上がりを欠く。"本命中の本命"とされた台北市近郊の新北市長の朱立倫氏(54)は、立候補の要請に「市長としての任期を全うしたい」と拒否。有力候補者とされ、立法院(国会)院長(議長)を務める王金平氏(74)も態度を決めないまま、党内の選出期限までに立候補せず脱落した。
 しかし、難航する候補者擁立に業を煮やしたのか、「男たちはだらしない」とでも言わんばかりに立ち上がったのが、立法院副院長(副議長)の洪秀柱氏(67)。もともと、他の有力候補に出馬を促すため、「あえて党内の予備選挙に出る」としていた。ところが、正式な立候補を受けて行われた世論調査では、「支持率30%以上」という基準を46・2%で楽々クリア。一気に本命になってしまった。
 今後、両党以外から立候補者が出る可能性はあるが、事実上の"女傑対決"になりそう。思わぬダークホースの出現に、「楽勝」と構えていた民進党にも緊張が走っている。
 物静かな蔡氏に対し、時に相手を厳しく詰問する姿から「小唐辛子」の異名を持つ洪氏。人物像も非常に対照的な両氏が、今後どんな選挙戦を繰り広げるのか。政治の季節が、ますますヒートアップしそうだ。
(浅川新介)

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