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青い空白い雲
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GoToも「月7万円」の竹中ベーシックインカムも詐欺だ!

2020年11月15日号

牧太郎の青い空白い雲/790

「GoToトラベル」は詐欺!と思っている。

 旅行代金の35%分(最大1泊1万4000円)が割引、15%分の地域共通クーポンを支給、期間中は何度でも利用できる――。こんな「大盤振る舞い」は間違いなく詐欺に決まっている。

 この事業に掛かる約1兆3500億円は「税金」である。我々、国民のカネだ。

 何か、儲(もう)かったように勘違いするが、当方のように、コロナが怖くて旅行に行けない「年寄り」は自分のカネ(税金)を勝手に使われ大損だ。もちろん、健康でも旅行に行けない人が沢山(たくさん)いる。

 暇な時間と「それなりの財力」を持つ〝小金持ち〟は恩恵を受けるが、本当のところは(委託費1895億円などで)儲けるのは大手旅行代理店、自民党・観光族の息の掛かった業界団体だけではないか!

 もっと恐ろしい「詐欺」は例の「ベーシックインカム」である。

 2001年から小泉純一郎内閣で経済財政政策担当大臣・金融担当大臣に就任した竹中平蔵さんが主張する「手品のような社会保障」である。

 ベーシックインカムとは......すべての国民に他の条件と関わりなく(つまり、お金持ちにも貧乏人にも、元気に働ける人にもそうでない人にも関係なく)政府が一定の金額を一律に給付する。今回の竹中流は「マイナンバーカードと銀行口座をひも付けることを条件に、国民全員に毎月7万円支給する」というもの。

 ひょっとすると、濡(ぬ)れ手で粟(あわ)? 骨をおらずに、やすやすと金儲けできる。何やら「GoTo」に似ている。

 しかし、問題は財源である。竹中さんは「生活保護費、年金を廃止して財源に充てる」というのだが......生活保護の平均月額支給額は約15万円。半分以下の「月7万円」で果たして生きられるのか? 生活困窮者から見れば「詐欺」にしか見えない。

 菅首相は竹中理論の信奉者!だという。そう言えば、郵政民営化を推進した小泉政権で、菅さんは「竹中総務大臣」の下で「副大臣」だった。

 もし菅内閣が「1人月7万円支給、財源は生活保護・年金廃止」を選んだら、貧乏人は死ぬしかない。

 最近、菅さんは「俯瞰(ふかん)的」という言葉を使っている。空の高いところから〝下々の営み〟を見ているのだろう。

 でも、冗談じゃない。政治家は、もちろん、メディアも「地を這(は)うような小さな虫」の立場に立たねば......菅さん、単なる「詐欺師」で終わってしまうぞ!

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