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青い空白い雲
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「進次郎ファンを引退しま〜す」の面々が今や"山本太郎命"!

2020年1月19日号

牧太郎の青い空白い雲/750

 去年の忘年会の帰り。千鳥足の友人が「わたくし、進次郎ファンを引退しま〜す」と怒鳴った。「俺も同じだ!」と学生時代の仲間3人が賛同した。1年前は「進次郎総理誕生か!」といった雰囲気だったのに......どうやら「裏切られた気分」なのだろう。

 いくらファンが多いと言っても、官邸という「政治の場」を利用して「結婚」という私事を発表するなんて......。元々、官邸に出向き報告するような話なのか?「場」をわきまえない。

 進次郎は、こんな常識外れの人間だったのか?

 環境相になってからも冴(さ)えない。COP25で「私は世界でも最年少の大臣の1人だ。来年、子供が生まれる。世界の未来は私の子供の未来だ。未来への責任を果たす」と自慢げだったが、具体策も数値目標も示さなかったから、海外メディアから総スカンを受けた。

 ファンが逃げるのも当たり前じゃないか?

    ×  ×  ×

 それに引き換え「れいわ新選組」の山本太郎の人気はジワジワと上がっている。

 参院選で〝落選〟した直後から「野党共闘で譲れないのは消費税率5%への減税。他の野党がこれに乗れないなら、私たちは次の総選挙で100人の候補を立てて独自に戦う!」と宣言、「全国ツアー」と称して各地を回っている。

 年末「れいわ新選組」のボランテイアに参加した友人が言う。「新宿南口の集会で、ホームレスのような男性が〝数えてくれ!〟と封筒を差し出すんだ。見ると50万円が入っていた」。山本太郎のファンがなけなしのカネをカンパしている(ボランティアを装った他党の〝密偵〟が潜入しているらしく、年末、国会の郵便局から郵送した「寄付の領収書」の多さに驚いた!という話もある)。

 新年に入っても、山本自身が商店や民家を一軒一軒回り、ポスターを壁に貼らせてもらっている。

「言葉だけ」の世襲議員とは違う。地に足が着いている。

    ×  ×  ×

 巷間(こうかん)、伝えられている「7月5日に衆院・都知事W選挙」説。可能性大である。そこで、永田町の新年早々の話題は「山本太郎はどこから立候補するのか?」である。

 例えば、原発立地の福井県高浜町では〝ドン〟と呼ばれた元助役から関電役員に現金や小判など1億円分以上の金品が送られていたことが明らかになったが、その〝疑惑の福井〟で立候補という説もある(ちなみに、同県1区は自民党の稲田朋美幹事長代行の選挙区)。

 山本はこの地で「大都会に電気を送り続けてきた地域に感謝の念を持ち、一刻も早く安全に廃炉にすべきだ」と訴えた。

 でも、一部には「横須賀で進次郎vs.太郎」を期待する向きもあるのだが......。

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