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サンデー毎日3月28日号は3月12日発売。

編集長後記

 2021年度の大学入試が最終盤を迎えた。今回ほど、受験生を悩ませた年は少ないだろう。

 文部科学省の入試改革で、センター試験が共通テストに変わった。昨シーズンの受験で進学先を決める傾向が強く、今年は浪人生が激減した。

 もちろん、新型コロナの影響も大きい。模擬試験が十分にできないため、偏差値の「基準」が曖昧になった。入試の日程や会場確保については、大学関係者が綱渡りのような調整を続けた。リモート授業が中心となった先輩たちの様子から、大都市圏の大学を避ける地元志向が強まった。

 例年以上に難しい挑戦をした受験生に、一つでも「得たもの」があればと願う。

(坂巻士朗)