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サンデー毎日2月14日号は2月2日発売。

編集長後記

 東京五輪の開催が難しいとの見方が急激に広がるきっかけは、1月15日の米ニューヨーク・タイムズ(電子版)の報道だろう。新型コロナの影響により戦後初の開催中止の可能性を伝えた。

 国際オリンピック委員会(IOC)の有力委員が開催に「確信が持てない」と述べたことなどが根拠だった。しかし、同じ委員は同20日の共同通信の取材に「IOCに中止するつもりはない」と逆のことを述べた。世論を見極めるための観測気球をあげているのだ。

 政府が五輪を決行するのなら、コロナへの徹底対策と国民への十分な説明が欠かせない。コロナについても「アンダーコントロール」という噓(うそ)は通じない。

(坂巻士朗)