お知らせ
編集長後記
野球観戦で東京ドームを訪れた際、近くの書店に立ち寄り驚いた。人気グループ「嵐」に関する数十種の雑誌が店頭をびっしり埋めていたからだ。グループでの年内活動休止を前に、関心の高さを裏付ける動きだ。
このように「今」を伝えるのが書店だとすれば、本誌グラビア「本棚探偵」は本を通して「人」に近づく企画と言えようか。味わいのあるイラストと原稿が、タイトルや作家名、書斎の雰囲気を伝え、持ち主の内面に迫る。
コロナ禍で取材が難しくなっていたが、今号で7カ月ぶりに再開した。「そこには『人生と人柄』が詰まっている!」のサブタイトル通り、本と持ち主の濃密な関係性を推理してください。
(坂巻士朗)