お知らせ

サンデー毎日10月18日号は10月6日発売。

編集長後記

 新型コロナの対処法をめぐって、たくさんの科学者がメディアに登場した。政府方針に沿う見解を示す人もいれば、異なる主張を述べる人もいる。多様な選択肢から、信頼できる意見を選び取れる状態が健全なのだ。

 翻って、日本学術会議の会員を政府が選別した問題。任命されなかった一人、岡田正則・早稲田大教授は「内閣が『聞きたい意見しか聞かない』となってしまうと、今後大きな禍根を残す」とコメントした。同感だ。

 元文部科学事務次官の前川喜平氏は今号で、文化功労者選考委員の人選でも「安倍政権批判」を理由に選別があったと証言した。前政権から抱える問題の根は深い。

(坂巻士朗)