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サンデー毎日6月21日号は6月9日発売。

編集長後記

 米国では連日、黒人男性の拘束死をめぐる市民のデモが行われている。

 デモというと、作家の故小田実(まこと)さんを思い出す。1960年代から「ベ平連」の結成メンバーとして、米軍のベトナム撤退を訴えて活動した。

 第1次安倍内閣への評価を取材した際、小田さんはデモや集会に参加して、自身の考えを主張する若者らが少ないことを心配していた。「民主主義の国は、ピープルズパワーが選挙にもなればデモにもなるわけや」とも話していた。

 先月、検察庁法改正案の成立を安倍首相に断念させたのは、数百万件に上る抗議のツイッターだった。小田さん、日本でもピープルズパワーは健在ですよ。

(坂巻士朗)