お知らせ

サンデー毎日12月15日号は12月3日発売。

 風の男。そんな呼び方が似合う人でした。保守系論壇誌『月刊日本』論説委員の山浦嘉久氏。思想は別として、真っすぐな生き方に共感を抱いていました。今秋急逝、偲(しの)ぶ会が開かれました。

 山浦氏は「なぜ、自分の国を『この国』と言うのか。自分の家を『この家』と呼ぶか? 『わが家』だろう。なぜ『わが国』でないのか」と口にしていたそうです。「この国」では当事者意識は生まれない、というわけです。
 ただ、桜を見る会をめぐる問題など箍(たが)が緩みきった「わが国」。これが「身捨つるほどの祖国」とは。
「安倍晋三首相の『わが国』は長州の選挙区だ」と手厳しいのは南丘喜八郎同誌主幹。さて、泉下の大勲位は――。(隈元浩彦)