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サンデー毎日11月24日号は11月12日発売。

 心地良い格差。そんな言葉があることを、ジャーナリストの斎藤貴男さんが教えてくれました。構造改革の旗振り役、財界人の宮内義彦氏が2006年夏、朝日新聞の取材に、社会には「心地良い格差」が必要だと論じていたのです。萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言はその延長線上なのでしょう。

 振り返れば、その年に誕生した第1次安倍晋三政権下で教育基本法が改正され、公共の精神、愛国心の涵養(かんよう)が強調されました。

 ある調査では、経済格差を是とする意見が半数以上を占めたそうです。10年余を経て格差を容認する社会に変じつつあります。

 国会で、安倍首相は立憲議員を侮蔑して「共産党」と野次(やじ)りました。批判はほぼ皆無です。(隈元浩彦)