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サンデー毎日4月7日号は3月26日発売。

編集長後記

「たぶん、明日もトレーニングしていると思います」

引退会見でそう語ったイチロー選手。とりわけ人生の節目を迎えた人たちの胸には、何ごとかが熱く響くような言葉でした。

 日常の動作すらもルーティン化し、ストイックになることで成果を出したイチロー。スパイクも決まった足から履くことを自らに課したそうです。
「国家の参謀」と畏怖(いふ)された元軍人の取材話がふとよみがえりました。最晩年、スリッパは特定の足から入れるのを常とし、間違えると自身の頬にビンタを見舞ったといいます。
 シベリアに長期抑留され、その後の栄光の陰で元軍人としての責任が問われることも。イチローとは違う悲しい習い性だったのでしょう。
(隈元浩彦)