お知らせ

サンデー毎日3月10日号は2月26日発売。

編集長後記

 皇太子さまが59歳の誕生日に「象徴の務めを果たしたい」と述べられました。天皇在位30年の式典が開かれ、新たな時代に向けた準備が進みます。

 正月に雑煮を食べ続ける限り、天皇を頂く「国がら」は不変と考えたのは、文芸評論家の村上一郎だったそうです。天皇と稲作文化の関わりを踏まえたのでしょう。
 ただ「象徴天皇」というのは、同じ村上でも作家の村上春樹氏が命を「卵」にたとえたように、壊れやすいとも感じます。天皇家だけでなく、私たちの不断の努力も求められているように思えます。
 象徴天皇を考える緊急連載を、保阪正康さんにお願いしました。「対立軸の昭和史」はしばらくお休みします。
(隈元浩彦)