お知らせ

サンデー毎日2月9日号は1月28日発売。

「自分はほんとうに幸せだった」。人生の哀歓を描き続けた作家、山本周五郎(1903〜67)は亡くなる前日、夫人にそう語りかけたそうです。

 ただ、俳人、齋藤愼爾さんの『周五郎伝』にこんな後日談が紹介されています。周五郎の没後、夫人が知人に〈もう、男はコリゴリですって......〉と漏らしたというのです。

 小説世界とは裏腹に、曲軒(きょくけん)(へそ曲がりの意)と称された作家のこと、うかがい知れない苦労があったのでしょう。

 修身斉家治国平天下(しゅうしんせいかちこくへいてんか)。家が整えば国は治まるとも言います。では、「桜」のご夫妻は――というのは下衆(げす)の勘繰りでしょう。

「男と女のトリセツ」特集号を編みました。お役立てください。

(隈元浩彦)