書籍紹介

書影:維新の商人  語り出す白石正一郎日記
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維新の商人 語り出す白石正一郎日記

著者古川 薫

  • 発売日2017年11月23日

ISBN:978-4-620-32480-7
定価:本体1,800円(税別)
判型:四六判
頁数:256頁
ジャンル:社会・政治・歴史

<明治維新150年秘録>
直木賞作家92歳の渾身作!
西郷隆盛、高杉晋作らと交流し、みずからも戦場に立った商人白石正一郎。その激動の日々―

安政4年(1857)11月12日夜。西郷吉之助(隆盛)が下関の豪商・白石正一郎邸のトビラを叩いたときから、幕末史は旋回した。百を超える志士たちと交流し、私財を擲ちそのパトロン的存在となって、みずからも奇兵隊の隊士として戦場に立った白石正一郎。一枚の肖像すら残さず、激動の日々をつづった日記だけを遺して歴史の中に消えた「維新の商人(あきびと)」の正体とは? 半生の冒険がつづられた『日記中摘要』に広がる背景世界と、往来する人々の息づかいを珠玉の筆致で描いた、圧巻の維新群像! 

<目次>
プロローグ
第一章 浜門 
密使―――薩摩脱藩藩士らと交流/薩長交易への企て
西郷吉之助―――クーデター計画/松下村塾の情報忍者/好機到来/風儀雅品
大テンゲン―――権力の壁/初取引は大失敗/西郷ら錦江湾に入水/怒りの覚え書き
       
第二章 煙はうすし
平野国臣―――薩長両国の御為筋/桜田門外の変/薩摩御用達
騒乱の季節―――呉越同舟/久光上洛/久坂玄端/救いの手/攘夷親征/風狂の貴人・中山忠光/戦端を開く/フランス軍、前田に上陸
若者たち―――遊撃将軍高杉の登場/侍になる/午前六時から剣術稽古/教法寺事件/九・一八事件 長州追放
       
第三章 内憂外患
四カ国連合艦隊来襲―――海峡封鎖/長州砲台全滅/彦島租借を断固拒絶
中山忠光暗殺―――窮鳥を殺す/流転の王妃
高杉暴挙―――決起への憂い/総管赤根武人が脱走/決起軍俗論党を撃破/猛吹雪のなかで内訌戦/薩長交易を長州藩が独占/わが狂を発すべし
       
第四章 山河燃ゆ
長州征伐―――正一郎軸に薩長同盟底流/見捨てられた白石家/これより両花開洛を争う/晋作と龍馬の会見/赤坂砦の激戦/小笠原壱岐守の敵前逃亡
        
第五章 落花斜日
戦いすんで―――望東尼を救出/高杉晋作逝く/生涯を総括した墓碑銘
        
第六章 仁人君子の荒野
走狗―――仕官を辞退/榎本軍降伏/精選不公平に不満爆発/武装脱退兵が蜂起/柊刑場の悲劇/脱退兵の墓「隊中さま」/テロリスト彦斎が接近/高杉の盟友一誠の反乱
水時計―――巨大なクビレ/宮司就任への中傷
無名戦士―――国学の徒/招魂場上の花とならん
わが恋歌――若草の燃ゆる思ひを/かなしき恋歌
エピローグ

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