書籍紹介

書影:貧困クライシス 国民総「最底辺」社会
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貧困クライシス 国民総「最底辺」社会

著者藤田 孝典

  • 発売日2017年3月 1日

ISBN:978-4-620-32406-7
定価:本体900円(税別)
判型:新書サイズ
頁数:232頁
ジャンル:社会・政治・歴史

全国民に問う。

「貧困は自己責任だから、助けなくていい」のか?

日本では貧困が広がり続けている。それも驚くほど速いスピードで。気づいたら身近に迫っていて、身動きができなくなっているかもしれない。

これまでも私は、「下流老人」や「貧困世代」という言葉で警鐘を鳴らしてきている。

本書では、そんな拡大し続ける貧困について、全世代を網羅して見ていく。

もはや高齢者も若者も子どもも、そして男性も女性も貧困に苦しんでいる。いまだかつてこのような時代はなかったはずだ。
東南アジアにはスラムで生活して路上で寝ている子もいる、日本はまだ豊かである、といった論には異議を唱えたい。

本書でも詳述するが、貧困には「絶対的貧困」と「相対的貧困」があり、路上で寝なければならないような壮絶な貧困は絶対的貧困と呼ぶ。

日本では、健康で文化的、そして人間らしい生活ができないようなもの、いわゆる相対的貧困が拡大しているのだ。

「今は貧しいけれど地道に働いていれば、幸せな老後が待っている」という希望を失った社会は、絶対的貧困ではないけれども、常に「貧困クライシス」にさらされ、極めてストレスフルだと私は考える。

幸い、ほっとプラスには年間約500件を超える相談があり、支援者である私たちは、極めて貧困が見えやすい位置にいる。見えてきた貧困を少しでも社会に伝え、多くの人とクライシスを共有していきたい。そして、早めに貧困に気づき、対処できる力を養っていただきたいと切に願う。

本書を通じて、日本が生涯貧困に至った背景と実態をつまびらかにし、起死回生の道を多くの読者と模索したい。

【目次】

●第1章 若者の貧困 

2 中年の貧困

●第3 女性の貧困  

4 老人の貧困

5 貧困ニッポンを生きる 社会と個人ができる最善策




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