著者志駕 晃
ISBN:978-4-620-21032-2
定価:本体680円(税別)
判型:文庫サイズ
頁数:336頁
ジャンル:小説・評論
スケールの大きなストーリーテリングに、手に汗握る見せ場の連続、ラジオマンとしてのキャリアを生かしたリアルなラジオ業界の描写。《 SF × ミステリ × 活劇 × お仕事小説 》と言うべき、新感覚エンターテインメント小説!
解説は、読書家としても知られる声優・エッセイスト・日本SF作家クラブ会長の【池澤 春菜】氏が寄稿。
あらすじ
AMラジオ局「帝都ラジオ」の局アナDJ垣島武史は、突然現れた自分そっくりの男に、わけもわからず命を狙われるはめに。
謎の少女が導く地下室。
深夜の埠頭にとどろく銃声。
暗躍する独裁国家の工作員。
錯綜していく記憶──。
時間と空間を越えた陰謀の中、命がけで臨んだ最後の放送が、彼を待つ恋人とリスナーたちに届いた時、深夜ラジオの電波は小さな奇跡を起こす......!
著者プロフィール
しが・あきら 1963年生まれ。星新一の影響で、少年時代から小説や漫画の執筆に熱中。明治大卒業後にニッポン放送に入社し、主にバラエティー番組の制作畑で数々の人気番組を担当する。その傍ら40代から再び小説の執筆を始め、第15回「『このミステリーがすごい!』大賞」に応募した作品が2017年に『スマホを落としただけなのに』のタイトルで刊行され、作家デビュー。2度の映画化を含む幅広いメディアミックス展開で、原作小説3部作が累計約97万部に達する大ヒットとなった。現在も作家と会社員の二足の草鞋で精力的に活動する。
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